キャベジンは胃腸に良いとして有名な成分です。キャベツから発見された成分なのでキャベジンと名付けられましたが、ビタミンUという別名も持っています。
ビタミンUとはいいますが、正式にビタミンというわけではありません。しかし、ビタミンと同じように体を健康に保つ働きを持っていることから、ビタミン様物質として扱われています。
キャベジンの効果
胃の働きを正常に保つ
有名な胃腸薬にキャベジンがあります。胃のもたれやムカつき、胃痛に効果があるとされていますが、これはMMSCという有効成分によるものです。
MMSCは、正式名称をメチルメチオニンスルホニウムクロニドといい、キャベツの絞り汁から発見されました。MMSCの主な効果は、荒れた胃の粘膜を正常に整える働きです。
キャベジンが多く含まれる食品
キャベツ、レタス、アスパラ、ブロッコリー、トマトなどの野菜
医薬品の紹介
胃腸薬としてお馴染みのキャベジンです。1日6錠の摂取で胃粘膜修復成分MMSCを150mg摂取できます。
キャベジンの安全性
キャベジンの安全性は、まだわかっていないところが多いというのが現状です。まれに副作用として、発疹、下痢、便秘、おくび(げっぷ)が起こることがあります。
妊娠中・授乳中
医薬品や健康食品からキャベジンを摂取する場合の安全性は不明です。
禁忌
医薬品との相互作用については不明です。服薬している人、持病を持つ人は、必ず医師や薬剤師に相談しましょう。
参照リンク
医療用医薬品:キャベジン
https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00061322
キャベジンコーワα
https://hc.kowa.co.jp/cabagin/