氷食症は「異食症」と呼ばれる、普通は食べないものを食べることがやめられない病気です。
氷以外にも土や砂、粘土などに依存してしまう人もいるそうです。
実は私も氷食症になったことがあります。
妊娠中でしたが、とにかく常に氷を意識していました。
口が冷たくないと落ち着かないのです。出かけるときは水筒に入れて持ち歩いていました。
氷を食べると体も冷えます。それが原因かどうかはわかりませんでしたが、逆子がずっと治らず帝王切開で出産する結果になってしまいました。
なかなかやめられず、頭の中で常に「氷」を意識している「とらわれ」の状態がつらかったです。
体を冷やすことは胃腸を弱くし抵抗力が落ちてしまいますし、固い氷を食べることで口の中が傷ついてしまうこともあります。
どうして氷食症なんてものになってしまうのかということですが、氷食症は「鉄欠乏性貧血」が原因ではないかと言われています。
約2割の女性が氷食症ではないかと言われているそうです。
女性は貧血になりやすく、妊娠中は特にその傾向があります。
私は出産をして自然に治りましたが、産後2週間くらいはずっと氷を食べていたような気がします。
特に1センチ角くらいの氷が大好きでした。笑
そのころは当たり前の習慣となっていましたが、今となってはもう戻りたくはありません。
氷食症は鉄欠乏性貧血を予防することで防げますし、今氷食症で悩んでいる方は鉄分を多く摂ることで症状が改善できる可能性があります。
鉄欠乏性貧血がなくなれば氷食症は自然に消えてくると思います。
鉄分を摂取するのが難しい時は、サプリメントや栄養剤に頼っても良いでしょう。
苦しい氷への依存から解き放れて健やかな生活を送りましょう。
以前に鉄欠乏性貧血についてもまとめていますので、こちらも参考にしてみてください(^ ^)
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