
前回フリーランス管理栄養士のお仕事について書かせていただきました。
フリーランスというと、栄養相談をしたり、講座を開いたりというのがメインと思っている方も多いのですが、実際はそれだけでは凡人は稼げません。
そこそこ名前も知られている有名人の方でしたら食べていけるのかもしれませんが…才能や技術、人脈などが必要です。
フリーで働いている方々は、私みたいにライター業をメインとしていることが多いと思います。
ネットが当たり前のように普及している時代でよかったと心から思います。
フリーライターに必要なものは?
どうやってライターになれば良いのか。ということですが、仕事を見つけることも大切ですが、ライティングスキルももちろん大切です。
仕事が見つかっても、良い記事を書けなくては意味がありませんし、続けて仕事を紹介してもらえないかもしれません。
誰だって最初は上手な文章を書くことはできませんが、大事なポイントだけは押さえておきましょう。
1つの文章は短く
だらだらと句点で区切った文章は読みにくくなります。
長くなりそうな時は、句読点で一度止めてから、「しかし、ですが、さらに」などの接続詞を使って分けましょう。
見出し・小見出しを上手に使う
仕事を依頼された時には、基本的には構成案をもらうことが多いと思います。
構成案には予め見出しが設定されている場合が多いのですが、小見出しの指示がない場合があります。
自分で小見出しを設定することで、読みやすさがグンとアップします。
コピペはしない
当たり前のことなのですが、初心者ライターさんは禁止されているということも知らない場合があり、良かれと思ってコピペをしてしまう場合があります。
この場合は引用という作業になるので、別の書き方になります。
コピペをしてしまうと信頼度が落ちてしまい、たぶん同じ依頼主からは二度と仕事がもらえません。
禁止と言われていなくても、絶対にしてはいけません。(当たり前のことなので言われないだけです)
改行を使う
やはり、ダラダラと書いてある文章は見えにくいです。
適宜改行を使いながら文章を短くすることを心がけましょう。
自分が読むときに、ダラダラと意味のわからないことを書いてあるサイトをみたいとは思いませんよね。
読み手側の気持ちになって文章を書きましょう。
嘘の情報を書かない
これも当たり前の事なのですが、頭の隅っこにあるような知識でも、しっかり裏付けをとることが大切です。
国の機関や、大手薬剤会社のサイトなどを参考にしながら書いていきましょう。
私がよく見るサイトは次のようなものがあります。
ここらへんには嘘は書かれていません。
サイトへのリンクを一緒に付けてあげると、チェックする側も助かります。
仕事はどうやって探すの?
さて、いざ記事を書く心得ができたら、実際に仕事を探してみましょう。
ライターのお仕事がしてみたいという人は、クラウドワークスというサイトがオススメです。
仮払い制度なので、仕事をしたのに報酬が支払われないということはありません。
クラウドワークス自体はとても良いサイトなのですが、なかにはすごく単価の低いお仕事もあります。
初心者であればあまり選り好みできない状況ではありますが、時給換算して納得のいくお仕事を選んでくださいね。
経験からいうと、初心者は1文字0.5〜1円の間が妥当だと思います。2000文字で最低でも1000円ですね。
クラウドワークス以外でも、独自に管理栄養士を募集しているサイトがあるかもしれません。
【管理栄養士 ライター】と検索をかけて探してみましょう。
他に気を付けることは?
クラウドワークスをつかうなら、プロフィールを充実させたり、連絡をこまめに行うことです。
仕事は早ければ良いというわけではありません。
誤字脱字のチェックを必ずして、信頼される丁寧な文章を心がけましょう。
まとめ
管理栄養士の資格や知識を活かして、家で仕事ができるライター業を紹介しました。
この仕事の魅力は、自分のペースで仕事がしやすいというのが最大のメリットですが、栄養学に関しての知識が増えるという点もあります。
私も実際に病院で働いていた時よりも、今の方が管理栄養士としてのレベルは上がっていると感じています。
興味のある方は是非、管理栄養士ライターとしての道を切り開いていきましょう。
自分の記事が掲載されたときはなんとも言えない嬉しい気持ちになりますよ。
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