米・小麦・とうもろこしは世界三大穀物とされ、古くから世界各国で栽培されてきました。
穀類は収穫量が安定しており長期保存に適しています。
また、簡単な調理で食用にできるため、人が生活する上でなくてはならないものとされています。
でん粉を約70%、タンパク質を10%含み、主要なエネルギー源となっています。
主食として摂取量が多いため、日本ではタンパク摂取量の22%を占めています。
お米や芋のでん粉は生の状態では食用に適さないため、必ず加熱が必要です。
主要な穀類の選び方と保存方法は次のようになります。
➀ 米
<選び方>
形が整っていて光沢のあるもの。
異物が混入したものやかび臭いものは避けます。
よく乾燥しており同じ容量なら重い方がよいです。
精白したものであれば日付の新しいものを選びましょう。
<保存方法>
直射日光を避け、湿気が入らない清潔な容器で保管。
精白米は夏期で2週間、冬期で1ヶ月が保存期間の理想です。
➁ 小麦粉
<選び方>
純白か黄色で無臭で異物がないものを選びます。
古いとダマになりやすいです。
<保存方法>
湿気のない涼しい所で保管します。
冷蔵庫でもよいですが、臭いがつきやすいのでその場合は密閉容器に保管します。
薄力粉は1年、強力粉は半年が保存の目安です。
➂ 食パン
<選び方>
均一な断面で気泡が大きくないもの。
表面に光沢があり、焼きむらがないものを選びましょう。
<保存方法>
カビが生えやすいので、密閉して冷凍保存しておくと風味が落ちにくいです。
➃ スパゲッティ・マカロニ
<選び方>
乾燥し光沢があり、こはく色のもの。カビに注意します。
スパゲティは折れた断面がガラス状のもの。
マカロニは形が均一のものを選びます。
<保存方法>
賞味期限は長く、3年です。
密閉容器に保存しましょう。
➄ 乾麺(そば・うどん)
<選び方>
十分乾燥して変色していないもの。
カビのないものを選びます。
<保存方法>
湿気に注意し、密封保存します。賞味期限は長いです。
➅ 生麺、ゆで麺
<選び方>
製造年月日が新しく、低温保存されたもの。
<保存方法>
冷蔵庫で保管し、消費期限内にできるだけ早く食べるようにします。
以上のように、正しい選び方と保存方法を知ることで安全な食品を口に運ぶことができます。
意外と知らない穀類の選び方、是非参考にしてみてくださいね(^-^)
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