骨粗鬆症の食事療法 ~必要な栄養素はカルシウムだけじゃない!

栄養管理

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。

骨量の維持・増加をはかることが治療の目的となります。

閉経期にみられるもの、老人性のものなどがあります。

内分泌疾患・胃の切除・ステロイドの服用などが原因でなる場合もあります。

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骨密度・骨量は思春期から20歳までくらいしか増えません。

40歳くらいまではその量を保持しますが、その後は減少するばかりです。

女性の場合は閉経期に一番骨量減少速度が速くなります。

男性でも40歳以降には骨量減少がゆっくり進みます。

老人性の骨粗鬆症は60~65歳以降にみられます。

高齢者の骨代謝状態は骨形成・骨吸収ともに低下しており、70歳以降には骨粗鬆症とそれに基づく骨折が全体的に増えます。

 

除去できない危険因子

性(女性) 遅い初潮・早期閉経  加齢  過去の骨折

 

除去できる危険因子

カルシウム不足  ビタミンD、Kの不足  運動不足 極端なダイエット

喫煙 過度の飲酒 多量のコーヒー リン・食塩の過剰摂取  日照不足

 

骨粗鬆症の治療は、基本的には危険因子の除去です。

栄養・運動療法も重要とされています。

骨粗鬆症

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カルシウムはビタミンDと一緒に摂取することで体内での吸収率が上がります。

ビタミンDは魚類やきのこ類などの食品からも摂取できますが、日光の紫外線を浴びて作ることもできるのです。

食品からだけではビタミンDが不足している場合もあるので、できるだけ外に出て紫外線を浴びるようにしましょう。

直射日光を避けて、1回30分くらい、週2回を目標として日光浴をしてみましょう(*^^)v

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