高血圧の原因と食事療法

栄養管理

高血圧は特別な症状が出ないことが多く、サイレントキラーと呼ばれます。
突然脳卒中や心臓発作などを引き起こすことがあるので、血圧が高いと診断をされたら自覚症状がなくても治療を開始しましょう。

 

高血圧の診断基準は次の通りです。

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原因としては、肥満・運動不足・アルコール・ストレスなどが考えられます。
これらの原因を除くために、食事療法や運動療法を行うことが必要です。

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 肥満は血圧上昇の大きな要因となります。1kg減量することで1~2mmHgを減らすことができると言われています。

今摂取している量の1/5程度少なくすることで確実な減量が期待できます。
体重測定を日課にすることで自分で減量を把握することができるので効果的です。

 

塩分の摂取量と高血圧の発症には密接な関係があります。
日本人の場合は1日6g以下の減塩食が効果的とされています。
漬物や汁物、麺類などの摂り過ぎには気を付けましょう。

 

カリウムの摂取はナトリウムの排泄が増加し、血圧の上昇が抑制されて高血圧の発症予防に効果的です。

カリウムはほうれん草、わかめ、アボカド、じゃがいもなどに多く含まれています。

1日の摂取量の目安は3500mgです。
カリウムが多く含まれる食品を表にまとめてみました。

カリウム

アルコールは摂取量が多いほど高血圧になりやすいです。
アルコールの種類ではなく量が関係し、日本酒1合、ビールは大瓶1本までが適量とされます。

節酒、禁酒は降圧効果があり、1~2週間で収縮期血圧は5mmHg低下するとされています。

高血圧と生活習慣は深く関わっていますので、生活習慣を改善することで血圧が正常へ近づいていきます。
高血圧と診断されたら今の生活を見直し、以下の点に気をつけて過ごせるように気をつけましょう。

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