最近増えている健康系チョコレート。同じチョコを食べるのであれば、少しでも太らないように、身体にいいものを選びたいですよね。
これまで数々の健康志向チョコを食べてきましたが、今回はこちらの
LIBELA(リベラ)についてのレポートをしてみたいと思います。
LIBELA(リベラ)ってどんなチョコ?
LIBELA(リベラ)は、日本を代表するお菓子メーカーのグリコから販売されています。
パッケージには「チョコでいいこと。リベラ」と書かれています。そしてスタイルフリー。ここはどういう意味かわかりませんでした。笑

一番注目したいのが、脂肪や糖の吸収を抑えるという点。
脂肪や糖の吸収を抑えるというと食物繊維かな…
それでは、LIBELAにはどのような原材料が使われているのかを見てみましょう。
LIBELAの原材料は?
パッケージの裏に、原材料が書かれています。
砂糖、カカオマス、脱脂粉乳…大体いつも見るチョコレートの原材料と同じですね。
注目したいのが、
難消化性デキストリン。
脂肪と糖の吸収を抑えるというのはここに秘密がありそうです。
難消化性デキストリンとは?
難消化性デキストリンは、トウモロコシなどのデンプンから作られた人工的な食物繊維のことをいいます。
開発された経緯は、日本人が欧米型の食生活に偏り野菜の摂取が少なくなったことによって摂取が減った食物繊維を補うためということです。
難消化性の主な働きは次の2点。
■
食後の血糖値上昇抑制
■
食後の中性脂肪の吸収抑制
その他、
整腸作用や
ミネラルの吸収促進作用などが期待されています。
難消化性デキストリンは、アメリカ食品医薬品局(FDA)において1日の上限量を決める必要がないほど安全性が高いと評価されています。
LIBERA1袋辺りには食物繊維が7.5gも。これは食物繊維の多い野菜の代表である
ゴボウ130g相当(3/4本分)にもなるので驚きです。
LIBELAのカロリーは?ダイエット効果はある?
脂肪と糖の吸収を抑えるとあるので、なんだかダイエットにはよさそうな感じがしますよね。
ここで、LIBELAのカロリーと栄養価を見てみましょう。
エネルギー262kcal、たんぱく質3.0g、脂質17.7g、炭水化物(糖質20.2g、食物繊維7.5g)
糖や脂肪の吸収を抑えるとはありますが、糖質や脂質がゼロというわけではありません。カロリーは1袋あたり
262kcalと高いので、もちろん食べ過ぎは禁物。
間食の目安は1日200kcalなので、1袋全て一気に食べるとカロリーオーバーしてしまいます。
パッケージには1日50g(1袋)までとありますが、カロリー的には1/2パック程度がおすすめといえるでしょう。
リベラにはダイエット効果はある?

肝心のLIBELA(リベラ)のダイエット効果についてです。
LIBELAのカロリーは1袋あたり262kcalとなっています。
しかし、難消化性デキストリンが含まれており、「糖や脂肪の吸収を抑える」となっています。
このことからも、ダイエット効果があるのでは?とされているのですが、結論からいうとチョコ自体にカロリーがあるのであまり意味がないと考察できました。
同じ食物繊維であれば、低カロリーの野菜や海藻を食べた方がダイエットにはよいでしょう。
少しシビアですが、チョコはチョコとして変わりはなく、あくまでもおやつとして楽しむのがベターだと感じます。
まとめ
LIBELA(リベラ)には糖と脂肪の吸収を抑える難消化性デキストリンが含まれています。
しかし、チョコ自体のカロリーが高めで恐らく難消化性デキストリンの効果を上回ってしまいます。
痩せたいからといってLIBELAを食べ過ぎてしまうのは逆効果。LIBELAはおやつとして、1日1/2袋程度までを味わいながら食べるのがおすすめです。
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