お子さんの好き嫌いで毎日困っているお母さんはいませんか?
偏食をする子供はとても多く、なんでも食べられるという子の方が今は少ないでしょう。
偏食によって肥満になったり栄養障害になることも十分考えられますし、大人になってからの病気の原因ともなります。
できれば好き嫌いをせず、なんでも食べてくれたらラクですよね。
ではどうして子どもは偏食をしてしまうのか。
原因と対策について説明をしていきます。
Contents
子どもが偏食をする原因は?
1.成長過程の自然な現象
舌には味を感じるための味らい(みらい)という部分が存在します。
この味らいは子供の頃には多く、大人になるにつれて減ってしまうんです。
つまり、子供は味に敏感である=美味しくないものにも反応しやすいということが起きてしまいます。
2.諦めてしまう
食べないからといって、怒るのはもちろん逆効果になります。
トラウマによって二度とその物を食べたくなくなることもあるからです。
何度もチャレンジすることによって、慣れが生じ、嫌いだったものも好きになれることもあるので、めげずに何度も食べさせる機会を作ることが大切です。
3.周囲の環境
家では食べないものも、幼稚園や学校で食べることができるようになることもあります。
これは、周囲のお友達の影響がとても大きいのです。
お友達が美味しそうに食べていたら、自分も食べてみようかなという気持ちが生じてきます。
そういう意味でも集団生活はとても良い機会になります。
偏食を予防する&改善する方法!
それではどうしたら子供の偏食はなくなっていくの?というお母さん達のために、いくつかのテクニックを紹介します!
1.子供の好きな食べ物にさりげなく混ぜる
お子さんの好きな食べ物は何ですか?
苦手な食材をミキサーにかけたり、細かく刻んだりしてさりげなく混ぜてしまうのも一つのワザです。
全部食べたら「これ○○ちゃんの苦手だった△△が入ってたんだよ!でも全部食べられたね、エライね!」と褒めてあげると子供の自信に繋がります。
☆みじん切りした野菜をカレーの具にする
☆ミキサーにかけてすり身やハンバーグの具材に加える。
☆細かくしてポテトコロッケの中に加える。
2.子供の好きな味付けにする
子供には必ず好きな味というものがあります。
ケチャップ味、コンソメ、和風、カレー味など様々な味付けがありますよね。
言葉で伝えられる子にはどんな味が好きか聞いてみましょう。
まだうまく伝えられない子でも普段の様子を観察して、この味なら食べてくれそうという味を見つけておきましょう。
3.食を通してコミュニケーションをとろう
☆一緒にお買い物に行く
☆一緒に料理をする
☆家庭菜園をしてみる
食べ物の大切さを伝えることや、食への興味を引き出してあげるのも親の役目です。
普段から食に関することに触れていくことで興味が高まり、自然と好き嫌いが消えていくことが期待できます。
まとめ
以上、子供の偏食(好き嫌い)についての原因と改善方法についてまとめてみました。
嗜好は変わるものという認識のもとで、嫌いなものでも諦めずに食卓に並べて何度も触れる機会を作ってあげましょう。
お子様の健康管理のために是非役立ててみてくださいね^^
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