ここ最近の食に関連するニュース。
質素すぎる給食問題です。

話題となったのは、愛知県名古屋市の給食。
現行の給食費では限界がきてしまい、値上げをせざるを得ないとのこと。
気になる価格は3800円から600円上げて、4400円となるそうです。
1食あたりいくら?
週に5回、4週と考えると、1カ月20日。
4400円➗20日で1食あたり約220円ですね。
3800円の場合は190円でした。
はっきり言って、30円の値上げでそれほど大きく変わらないのでは?と思います。
家庭で1人あたり190円で食事を作ろうと思えば、もう少しまともな食事を作れそうなんですが…
委託給食が入っているのか、直営なのかでも変わるかもしれませんが、内訳がわからないかぎりよくわかりません。
はっきりとさせたい…誰のせい?
比較的発展した日本という国で、どうしてこんなに質素な給食を出さなければならないのか。
・糖尿病食みたい
・戦後の給食みたい
・子供がかわいそう
見られるのはマイナスの感想ばかりです。
・国は余計なことにお金を使ってばかりだ。
・未来へ投資しろ
政治とも結びつけられています。
とにかく、お金がないと給食を改善することはできません。
学校給食は実費負担ではあり、まずは全家庭が給食費を払うこと。
これは絶対条件ではないでしょうか。
そして、原材料の高騰。これも事実です。
野菜も高級品になっていますし、毎回肉や魚をたくさん使っていたらどんどん単価が上がってしまいます。
質を維持するためには、同じ価格でいつまでも…というわけにはいかないのです。
じゃあどうしたらいいの?
学校給食の質の低下は、社会経済と深く関わりがあるので、簡単に答えは出せません。
ただ、学校が悪いわけでも、作っている人が悪いわけでもない。
ここは理解しておくべきです。
とりあえず自分たちができることは、給食費をしっかり払うこと。
そして、残食をできるだけ減らして食べものを無駄にしないことでしょうか。
フードロスも問題視されています。
飽食の時代だからこそ、食の質が低下する。
安い方へ安い方へと経済の悪循環が生まれている気がします。
普段から「なにをどこで買うのか」を意識すれば、もっと未来は明るくなると思うのですが…
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