
調味パーセントとは?
調味パーセントは、材料の重量に対しての調味料の割合のことをいいます。計算法は次のとおりです。
材料重量は廃棄量を除いた正味重量をいいます。ただし、骨付き肉や魚は付いたままの重量、乾物類は戻した状態の重量で算出してください。汁物の場合は具ではなくだしの重量です。 |
調味料による調味パーセントの違い

カルテさん
例えば塩味といっても、塩・醤油・味噌があります。それぞれ含まれる塩分量が違うので換算する必要がありますよ!


たべ子
んー、なんとなくわかるけど、ちょっと難しい…
それでは、具体的な例を挙げて解説していきますね!

カルテさん
味噌汁を作るときの塩分パーセントの考え方
それでは、例として豆腐とわかめの味噌汁を作るのに必要な味噌の量を考えていきましょう。■ 味噌汁はだしの重量に対して0.8%の塩分が理想 |

カルテさん
1.28gの塩分は味噌の量で換算するとどうなりますか?
という話です。
という話です。
調味パーセントの基準は体液
人の体液は0.9%の食塩水に相当する浸透圧を持っています。 そのため、0.9%の食塩水を基調とした汁を口に含んだときに美味しいと感じるようにできているのです。 これよりも濃いものは水が飲みたくなり、薄いものは物足りなく感じてしまうように人の身体はできています。0.9%というのは、味付けの際の基準となることには間違いないようです。 大体の料理の調味パーセントの目安は次のようになっていますので参考にしてみてください。主菜 | 1% | 煮込み料理・肉料理など |
汁物 | 0.8〜0.9% | 味噌汁・吸い物など |
副菜 | 0.5%前後 | 和物・炒め物など |
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