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はじめに
正しくダイエットを行わないと、リバウンドや健康的な不調が見られることがあります。特に多くの人を悩ませているのがダイエット中の便秘。この記事では、ダイエット中に便秘になる原因と解消法について説明をしていきます。
ダイエット中に便秘になる理由とは?
「短期間で結果を出したい」「ラクをして効果を感じたい」という願望から、極端なダイエットをしてしまう人が多いようです。その間違いが便秘にも繋がってしまうので、ダイエット中は栄養バランスの整った食事を心掛けたいものです。
食事量の減少
便秘になりやすいダイエットの習慣として1番多いのが、食事の摂取量が少ないこと。ダイエット中に食事の量を減らすとドンドン体重が落ちていきます。食べ物の栄養分を吸収した残りのカスが便となるため、体に入ってくる食べ物の量が少ないと便の量が減ってしまうのは当然です。また、大腸の活動を促進し、便秘改善に効果的な食物繊維も減ってしまう傾向にあります。
脂質の制限
太るから油物を控えたい!という気持ちから、脂質の多い食品は敬遠されがちです。ですが、脂肪酸には、排便をスムーズにする働きもありますので、制限のしすぎには注意しましょう。
水分不足
ダイエット中は運動や長時間の入浴で、汗をかくことが多くなります。しかも、体重が増えるからといって水分を控えがち。汗をかくと体の中のミネラルバランスが崩れてしまい、水分の排出が少なくなります。排出されようとしている便の水分も吸収されてしまうので、便は硬くなり、排便しにくくなります。
運動量が少ない
食事の制限だけでダイエットを行っている人はつい運動を怠りがち。排便には腹筋が必要です。適度に運動を行いましょう。
ダイエット便秘の解消法
ダイエット中の便秘はにお肌のトラブルや腸の不快感の原因です。カロリーを制限しながら、食事の内容に気をつけて便秘を改善していきましょう。
1.エネルギー量は低く抑える
糖質や脂質の過剰摂取は肥満に繋がってしまいます。甘いお菓子や揚げ物はエネルギーをとり過ぎてしまうリスクが高いので避けたほうが良いでしょう。
2.栄養バランスを意識する
特に3大栄養素である炭水化物・たんぱく質・脂質は制限しすぎてもとりすぎても良くありません。丼物や麺類などの単品で完結してしまう料理は、栄養素が偏りがちになるため、主食・主菜・副菜の揃った食事を意識しましょう。そうすることで自然と栄養バランスが整います。
3.野菜は1日350g
便秘を改善するためには食物繊維が欠かせません。野菜350gで1日の食物繊維の目標量の約半分(8〜10g)がとれるといわれています。
電子レンジで蒸すだけでカサが減りますし、野菜たっぷりのスープを作っておくと忙しい時でも便利ですよ。
4.食物繊維の多い食材を意識しよう
食物繊維は野菜だけに含まれるものではありません。野菜の他にもキノコ類や海藻類・豆類・いも類にも多く含まれています。
まとめ
ダイエットは食事制限だけではなく、運動を併用することでより効果的に痩せられます。これは、運動をすることで筋肉量が増し、代謝が上がることによります。また、運動をすることで便秘の改善にも繋がるので、よりスムーズな減量を期待できます。
ツラい「ダイエット便秘」から抜け出すためにも、栄養バランスを意識し、たっぷりと食物繊維をとりいれた食事をしてみましょう。
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