料理別!正しい豆腐の水切りの方法

調理のいろは

豆腐は低カロリーで高タンパクの栄養満点の食品で、ダイエットにも最適です。
90%が水分でできており、しっかりと水を抜かないと調理の際に水が出て味付けが薄まったり、豆腐自体が崩れたりしてしまいます。

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一般的な豆腐の水切りは、フキンに包んで重石を置き傾けた台に置いておいたり、熱湯で茹でたりする方法があります。
最近では簡単な方法として、電子レンジを使用する方法もたくさん紹介されています。

豆腐水切りカゴセット(蓋付・ツル無)

こんな便利な調理器具もあるようです。

豆腐の水切りとして一括りにされていますが、実は料理によって細かく水切りの方法が異なることをご存じでしたか?
水が抜ければいいかなと思いがちですが、豆腐料理は様々で、水の抜き方が異なります。
料理の種類に合わせて豆腐を水切りすることでより美味しい料理を作ることができるんです!

 

➀ 冷奴・チャンプルー・空也蒸し
5%の水分を抜く
沸騰したお湯に30秒浸してから、器の上に15~20分おきます。
沸騰湯に浸けることで雑菌や豆腐の臭みがなくなります。

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➁ 麻婆豆腐・炒め物
10%の水を抜く
切ってから沸騰したお湯に3分入れ、ざるに取ります。

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➂ 揚げ出し豆腐・田楽
20%の水を抜く
ふきんに包んで傾けた台にのせ、20分前後おく

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➃ 白和え・いり豆腐・ぎせい豆腐・南禅寺蒸し
20%の水を抜く
沸騰したお湯の中で崩し、3分茹でて水離れを促し、ふきんを敷いたざるにあけて10分おきます。

 

➄ 豆腐ステーキ
50%の水を抜く
ふきんに包み、2倍の重量の重石をして傾けた台にのせて30分おきます。

 

どのくらいの水の量を抜くかでもちろん口当たりも変わってきます。
正しい水切りの方法を知り、美味しい料理を作りましょう!

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