レシピを見ていると、塩少々、ひたひたの水など、曖昧な表現に出会って困ったという経験はありませんか?
適当なさじ加減でも、もちろん料理を作ることはできます。しかし、実際には事細かに量が決められているということがわかり、料理の美味しさにも影響するのではないかと感じましたので、今回まとめてみることにしました。
今回は、塩の測り方、水加減、火加減についてお伝えします。
塩の「手ばかり」
塩は、計量スプーンを使うほど多く使うことはほとんどありません。ほとんどのレシピが少々、適量となっています。
・塩少々…2本の指でつまむ。約1g。
・塩ひとつまみ…3本の指でつまむ。約2g。
適量は、自分の好みに合わせた量ということになります。
火加減
強火、弱火、中火とは言いますが、火の強さはどのようにして決められるのでしょうか。
・強火…炎が鍋の底全体的にあたっている状態
・中火…炎の先端が鍋の底に少し当たるくらい
・弱火…鍋の底に当たらない火の強さ
火加減によって、水分の蒸発量や時間、食品の火の通り具合が変わります。正しい意味を覚えて、美味しい料理を作りましょう。
水加減
野菜を煮るとき、煮物を作るときには、水加減が大切です。
言葉の意味によって水の量が違ってきますので注意しましょう。
・たっぷりの水…煮汁が材料の高さの倍程度
・かぶるくらいの水…材料が完全に水の中に入っている状態
・ひたひたの水…材料が水から少し頭を出している状態
まとめ
正しい意味を知ることで、食材の旨味を引き出し、美味しい料理を作ることができます。
下ごしらえや調味を正しい方法で行うことが、料理上手への第一歩ではないでしょうか。
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