ヤクルトカロリーハーフ1/2とは?気になるカロリーや栄養を解説

栄養士の食べたもの

大人も子どもも大好きなヤクルト。 普段の健康管理のために飲んでいるという方も多いのではないでしょうか。 我が家でも子どもたちが大好きなので、もらったり買ったりしてよく飲んでいます。 ヤクルトの種類は主に2つ。赤いベーシックタイプと、青のカロリーハーフタイプ。 ここでは、この2つのカロリーや栄養の違いなどについてみていきたいと思います。
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ヤクルトvsヤクルトカロリーハーフ カロリーと栄養成分の違い

今回私が買ってきたのはヤクルトカロリーハーフ1/2です。
子どもが「青がいい」といったのもありますが、私もカロリーはできれば控えめの方がいいのでこちらを選びました。 裏の栄養表示を見るとこんな感じ。
1本あたり25kcalってすごく低いですよね。 ちなみに、赤のヤクルトと比べると次のようになります。
たんぱく質と脂質の含有量は同じなので、カロリーの差は炭水化物から出ているものといえます。 また、炭水化物は糖質と食物繊維からできているのですが、ヤクルトカロリーハーフの構成は糖質が5.7g、食物繊維が0~0.4gと記載がありました。 詳しくはこちらへ。
栄養成分・アレルギー表示|商品情報|ヤクルト本社
人も地球も健康に。ヤクルト本社のホームページでは、商品情報、CM情報、宅配センターの検索や工場見学のご案内など、様々な情報を皆さまにお届けしていきます。
ちなみに、ヤクルトのweb販売はamzonのみでした。カロリーハーフの取り扱いはないようです。
6本入り1パック

ヤクルトカロリーハーフ1/2の特徴


栄養素とは別に「有効成分」というものがあります。 ヤクルトカロリーハーフ1/2の場合は1本あたりに乳酸菌シロタ株が200億個含まれています。 200億個がどのくらいかは想像できませんが、かなり多いですよね。 通常のヤクルトの場合は、400億個だったので、乳酸菌もハーフということになります。 ヤクルトカロリーハーフ1/2の味の特徴は、すっきりした優しい甘さ。 糖質が少ないので赤いヤクルトと比べて淡白な味わいです。
成分のなかに甘味料(スクラロース)とありますので、人工甘味料を使用することでカロリーを抑えられているということになるでしょう。
■スクラロースとは 砂糖の600倍の甘さを持つ甘味料。1976年に開発され、現在ではカナダやオーストラリアなど約80か国で使用されています。 スクラロースは体内に蓄積されることなく、体外にスムーズに排出されるので安全性の高い甘味料として認識されています。

ヤクルトに含まれる乳酸菌シロタ株とは?

乳酸菌シロタ株はヤクルト独自の乳酸菌で、ヤクルトの生みの親である「代田稔(しろたみのる)」さんの名前から付けられました。 乳酸菌シロタ株の発見時の名前はラクトバチルス シロタ株。1930年に発見された乳酸菌です。


ヤクルトとして商品化されたのは、1935年。今は2020年なので、85年もの長い歴史を持つ飲み物といえるでしょう。 乳酸菌の働きは、腸内環境を整えるというもの。ただし、株の種類によって働きが変わるともいわれています。 乳酸菌シロタ株は胃酸や胆汁などに強く、生きたまま腸に届くというのが特徴。 善玉菌であるビフィズス菌を増やして悪玉菌を減らすので、腸内の環境をよくしてくれると考えられています。 腸内には免疫細胞の多くが存在すると考えられており、腸内環境を整えることはさまざまなウイルスや細菌から身を守ることに繋がるでしょう。 流行りの腸トレを考えているのであれば、手軽にとり入れられるヤクルトを検討してみてはいかがでしょうか。

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