歌舞伎人気にあやかれ!「助六寿司」の由来や意味ってなに?

食コラム

いなり寿司や細巻き、太巻きなど、色々な種類のお寿司が詰まっている「助六寿司」 一度に数種類の味を楽しめるので、お得な気分を味わえますよね。
この助六寿司ですが、Twitterで話題になっていたのが良く似た別の名前のお寿司。 普段は何気なく食べていた私ですが、急に名前の由来が気になったので調べてみました。


歌舞伎が由来!「助六」の秘密

実は助六という名前は、日本の伝統的な芸術ねある歌舞伎からきています。 江戸時代から存在した『助六所緣江戸桜』という話の名前を取って付けられたのが、助六です。物語の主人公の名前も助六ということでした。 この、助六所緣江戸桜はどのような話かというと、簡潔にまとめると刀を奪い合うというのが大きなテーマ。 登場人物には他にも、揚巻(あげまき)や意休(いきゅう)といった人々がいるようです。
揚巻…助六の愛人
■意休…吉原で豪遊する老人


助六は歌舞伎を元にしたストーリー性のある食べ物

この歌舞伎の物語にならって助六鮓が作られたと言う事ですが、それぞれのお寿司は役のイメージを映して作られています。

海苔巻き…助六が紫のハチマキをしていたことから、海苔をハチマキに例えられたいた。
いなり寿司…助六の愛人、揚巻から由来している。 またいなり寿司の揚げ、海苔巻きの巻を掛け合わせて、助六寿司は当初「揚巻寿司」と呼ばれていたとのことです。 江戸時代に人気だった歌舞伎の人気にあやかれるよう、このような名前が付けられたのことで、今でもそのまま名前が引継がれてるのは素晴らしいことですね。
余興やパーティーにおすすめ♪

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