2020年版の食事摂取基準の変更箇所の解説、今回はたんぱく質についてまとめています。
エネルギーの変更点についてはこちらから
細かい数値については男性において変更がありましたが、女性に関しては2015年版の食事摂取基準を引き継いでいます。
ただし、妊娠中期の推奨量は付加量が
10gから5gへと変わっています。
年齢区分が変更になりましたが、目標量の下限値がすべての年齢において
13%〜だったのが50歳以降の男女においてはフレイル予防のため
14%、15%〜と引き上げられています。
たんぱく質の食事摂取基準
![スクリーンショット 2019-12-26 8.56.29](http://foodhealth.main.jp/wp-content/uploads/2019/12/32eafe1b27e3b609cb4050d2a45d3256.png)
2020年版ではフレイル予防の目的を追加したものの、たんぱく質に至っては
フレイル予防のためのたんぱく質摂取量に関しては結論が出ていないとしています。
また、活動量によって必要なたんぱく質量も変わってくるので、活動レベルに合わせた目標量も設定されています。
![スクリーンショット 2019-12-26 9.02.19](http://foodhealth.main.jp/wp-content/uploads/2019/12/eb26529efe12d9e8c62143029c37d9d6.png)
厚生労働省 2020年版食事摂取基準の概要より引用
他の栄養素に関しても随時更新予定です。
こまめにチェックをお願いいたします。
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