玄米は完全栄養食!昔ながらの日本食を見直そう!

栄養管理

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玄米は白米に比べて美味しくないと思ってはいませんか?

昔はお米と言えば玄米でしたが、白米が普及するにつれて食卓に並ぶ機会が減りました。

しかし、最近ではその栄養価の高さが見直され、玄米を食事に取り入れる人が増えています。
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そもそも玄米とは?

玄米とは精米されていないお米のことです。

玄米は収穫された状態に近く、胚芽や糠層を含むため栄養価が高いと言われています。

白米は精米することで栄養のある部分が除かれてしまっています。

 

どんな栄養があるの?

玄米を食べれば、人間が健康を保つために必要な栄養素を全て摂取できると言われています。

ビタミン

ビタミンにも様々種類がありますが、特に優れているのがビタミンB1です。

その量はなんと白米の5倍!

ビタミンB1は炭水化物からのエネルギー産生を助けたり、皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあります。

さらに、ビタミンB2は2倍、ビタミンB6は3倍と、白米に比べて豊富に含まれています。

食物繊維

食物繊維には水溶性と不溶性の2種類あります。

水溶性食物繊維は保水性が高く、便秘をしている時に摂取すると効果的です。

食後の血糖値の上昇を緩やかにしたり、血中のコレステロールを下げてくれる働きもあります。

不溶性食物繊維は水に溶けにくい繊維質で下痢をしている時に摂取すると便通を整えてくれる効果があります。

玄米には白米には含まれていない水溶性食物繊維が含まれています。

不溶性食物繊維は白米の約6倍の量が玄米には含まれています。
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このように、玄米には様々な栄養が含まれ、万能の食品ということができます。

現代人が慢性的な食物繊維不足にあるのも、玄米から白米へと食生活が変化したことが原因と言われています。

欧米型の食生活へとシフトされた時代の流れの中で、このようにして昔からの日本食が見直される場合もあります。

白米と混ぜて炊くこともできますので、是非チャレンジしてみてください。

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