鯖缶と切り干し大根で栄養たっぷり。おすすめの健康レシピ

栄養士の食べたもの

美容や健康によいとして注目されている鯖缶は、今やツナ缶よりも需要があるとか… 味噌煮や醤油煮など、いろいろな味付けのものが売られていますが、私は自分で好みの味付けができるように水煮の鯖缶をよく買っています。 今日は、今ハマっている切り干し大根のサラダと合わせてみたので紹介します。
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私が使った鯖缶は、こちらです。 北海道釧路市の笹谷商店という会社が作っているさばの水煮缶。 あまり鯖缶を食べ比べる機会はないのですが、青魚なのに癖がなくて美味しい。 切り干し大根のサラダを作るのに本当はツナ缶を使おうと思ったのですが、ちょうど切らしていたので鯖缶を使ってみることにしました。 切り干し大根のサラダは、水で戻した切り干し大根にきゅうりや水菜など好きな野菜を入れて、鯖缶、マヨネーズ、少しの砂糖、すりごまで和えるだけです。 切り干し大根ってちょっと地味な感じもするのですが、twitterで他の管理栄養士さんとめちゃくちゃトークが弾むほど、皆さんに愛されている食材ということがわかりました。
他のおかずも作り置きしていたので、あまり美味しそうな仕上がりにはならず… ちょっと残念ですが、味はとても美味しいです。
宮崎県産切干大根 40g

鯖缶ってなんで人気があるの?栄養価は?

鯖缶が注目されたのは、美容と健康面で効果が期待できるから…というのが主な理由です。 こちらが鯖缶100gあたりの栄養価。
ビタミンAとビタミンCは含まれていませんでしたが、それ以外の微量栄養素は満遍なく含まれています。 ビタミンDとビタミン12は特に多かったです。 カルシウムが多いのは、缶詰の鯖は柔らかく煮てあるので骨まで食べられるから。 焼き魚で骨をとって食べるよりもカルシウムが多くなることがわかりますよね。 そして、注目したいのがn-3系不飽和脂肪酸が多いという点です。

オメガ3不飽和脂肪酸の働きとは?

n-3系不飽和脂肪酸、オメガ3不飽和脂肪酸は同じものです。 n-3系不飽和脂肪酸には3種類あり、次のように分けられます。

■α-リノレン酸

アマニ油やえごま油に多く含まれています。 血中の中性脂肪を下げたり、血栓防止、高血圧予防の効果が期待されている脂肪酸です。

■DHA

さんま、さばなどの青魚に多く含まれている脂肪酸です。 脳の発達促進、認知症予防、視力低下防止、動脈硬化予防、抗癌作用などが期待されています。

■EPA

こちらも青魚に多く含まれる脂肪酸です。 血液をサラサラにして血栓を防ぐ効果が期待されています。

鯖缶なら効率よくオメガ3脂肪酸が摂れる!

オメガ3脂肪酸はどれも必須脂肪酸で、食品から摂取しなくてはならないもの。 ただ、毎日のことなので魚を食べ続けるのは難しいですし、焼き魚では油が落ちてしまうので効率的とはいえません。 そう考えると、鯖缶って本当におすすめしたい便利な食品だなと感じます。 私が使った鯖缶はwebサイトでは販売されていないようでしたが、私も手に入らないときはこの鯖缶を使っています。 水煮以外にも味噌煮や醤油煮があるので是非お試しください。
水煮タイプ 国産
血液をサラサラにして生活習慣病予防に繋がる鯖缶。 缶詰は常温で長期保存ができるのもうれしいポイントです。 ぜひ毎日の食事に積極的にとり入れてみてくださいね。

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