日本人の食事摂取基準の2015年版において変更された点についてです。
今回は食物繊維についてみていこうと思います。
食物繊維の変更は以下の通りです。
今まで設定されていなかった6〜17歳についても目標量が設定されました。
そして、18〜69歳までの各年代の目標量が男女とも1gずつ増えています。
食物繊維は腸内環境を整えるのに重要な役割をしており、特に便秘を改善する上では欠かせません。
また、血糖値を下げる、悪玉コレステロールを下げるなど各種疾患の治療にも効果的だと言われています。
食物繊維はどの年代においても摂取量が下回っており、特に近年は子供の便秘が増えている傾向にあるそうです。
その改善の為にも、食生活が形成される若い世代のうちから食物繊維を取り入れられるようにこのように目標量が設定されたのではないかと考えられます。
食物繊維は野菜や海藻などに多く含まれています。
毎回の食卓に上手に取り入れて、目標量を摂取できるように心掛けましょう。
前回の記事タンパク質についての変更の記事はこちらです!
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