はじめに
春菊は特徴的な風味があり、大好きだという人もいれば苦手だという人もいるかもしれません。春菊は鍋料理やすき焼きなどによく使われる野菜ですが、もっと使いこなせたら楽しみも増えるでしょう。ここでは春菊の栄養価や効果などについてみていきます。
春菊のカロリーと栄養価
春菊100gあたり
エネルギー(kcal) | 22 |
たんぱく質(g) | 2.3 |
脂質(g) | 0.3 |
炭水化物(g) | 3.9 |
ナトリウム(mg) | 73 |
カリウム(mg) | 460 |
カルシウム(mg) | 120 |
マグネシウム(mg) | 26 |
リン(mg) | 44 |
鉄(mg) | 1.7 |
亜鉛(mg) | 0.2 |
銅(mg) | 0.1 |
β-カロテン(μg) | 4500 |
ビタミンE(mg) | 1.8 |
ビタミンK(μg) | 250 |
ビタミンB1(mg) | 0.1 |
ビタミンB2(mg) | 0.16 |
ビタミンB6(mg) | 0.13 |
ビタミンB12(μg) | 0 |
葉酸(μg) | 190 |
パントテン酸(mg) | 0.23 |
ビオチン(μg) | 3.5 |
ビタミンC(mg) | 19 |
食物繊維(g) | 3.2 |
食塩相当量(g) | 0.2 |
多く含まれている栄養素と期待できる効果
β-カロテン
抗酸化作用を持つビタミン。体内でビタミンAに変わるのでプロビタミンと呼ばれています。
体内の細胞の酸化を抑えて、アンチエイジングや生活習慣病予防に効果的です。
ビタミンC
コラーゲンの生成を助けたり、メラニン色素の生成を抑えるため、美容面での効果も期待できます。
β-カロテンと同じく抗酸化作用を持つので、生活習慣病予防にも役立ちます。
ビタミンE
春菊には小松菜よりも多くビタミンEが含まれています。
ビタミンEは、血中のコレステロールの酸化を抑えたり、血管を健康に保つ働きをしたりします。
健康や美容には欠かせない栄養素です。
カルシウム
骨や歯を丈夫に保つためのミネラル成分です。
その他神経や筋肉の働きにも関わっています。
鉄
貧血予防には欠かせない栄養素です。
女性は月経や出産などのため、特に鉄の必要量が増しています。
おすすめのとり入れ方
春菊の旬は冬から春にかけてです。ちょうど鍋料理がよく食べられる頃ですね。
春菊はアクが少ない野菜なので、下茹でをせずに調理しましょう。
ビタミンCは水に溶けてしまうので、効率よく摂るなら生食がおすすめです。
最近は生食用の春菊も販売されているので探してみましょう。
まとめ
春菊は色鮮やかなことからもわかるように、身体にとってよい栄養素がたっぷりと含まれています。
また、春菊の独特の香りが食欲を増進させてくれるでしょう。
β-カロテンは脂質との相性がよいので、脂質を多く含むゴマ和えもおすすめですよ。
参考サイト
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