肉の部位と特徴、向いている料理

調理のいろは

牛肉・豚肉・鶏肉など、私たちが普段食べている肉にはさまざまな部位があります。スーパーの精肉コーナーへ行くと「モモ肉、むね肉、バラ肉」などの表記を見たことがあると思います。それぞれの部位によって見た目が違っていますが、赤い部分はたんぱく質、白い部分は脂質が多く含まれています。ここでは、部位別の特徴と向いている料理を解説します。

牛肉の部位8種類

牛肉は価格が高く、家庭では輸入牛を食べることが多いかもしれません。牛肉とひとまとめにいっても品種により風味が異なるので、下味を付けて臭みを取る作業が必要な場合もあります。普段はそのような牛肉でよいかもしれませんが、ハレの日にはブランド和牛で贅沢してみるのもよいでしょう。

豚肉の部位8種類

豚肉は家庭での使用頻度が高い肉といえます。トンカツ、生姜焼き、豚汁など、家庭料理によく使われています。特徴としてはビタミンB1が多く含まれていること。糖質をエネルギーに変える働きに使われるため、効率よくエネルギー産生ができます。ばらやスペアリブは脂質が多く、また取り除くことが難しいためカロリーは高くなりがちです。柔らかさや脂質の含有量など、自分の好みを考えながら選びましょう。ダイエットにおすすめなのはヒレ肉です。

とり肉の部位5種類

鶏肉はから揚げやサラダチキンなど、幅広い使い方ができます。豚肉同様家庭での使用頻度は高めですが、他の肉よりも傷みやすいので気を付けましょう。また、鶏肉はダイエット中や筋トレをしている人にもよく食べられています。これは、鶏肉が高たんぱく低脂質のためです。脂質が低いのでカロリーも低く抑えられ、効率よくたんぱく質を補給できることから健康食材として人気となっています。 サラダチキンは、鶏のむね肉を低温加熱して仕上げた料理で、サンドイッチの具材やサラダのトッピングなどに活用できます。家庭で作ることもできますが、1時間ほど加熱をする必要があるため、忙しい人は市販品の利用をおすすめします。 肉類の価格は年々高くなっていますが、スーパーの特売やインターネットのお買い得商品を見つけて賢く購入しましょう。

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