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トマトってどんな野菜?

トマトのカロリーと栄養


トマトに多く含まれる栄養素
■β-カロテン…抗酸化作用を持ち、体内でビタミンAに変換されるためプロビタミンAと呼ばれています。皮膚や粘膜の健康を維持する働きや、疲れ目や視力回復に効果的とされています。 ■リコピン…カロテノイドの一種で、β-カロテンよりも強い抗酸化力を持つとされています。加熱調理をしても効果が損なわれにくく、油と組み合わせると吸収率がアップします。 ■クエン酸…エネルギーの産生を助け、食欲増進の効果が期待されています。 トマトには、その他かぜ予防に効果的なビタミンC、貧血予防に働く葉酸なども豊富です。また、体内の余分な塩分を排出してくれるカリウムを多く含まれています。
トマトの栄養を逃さない美味しい食べ方

■トマトは完熟させる
トマト特有の成分といえばなんといってもリコピン。 リコピンはトマトが完熟するほど増えてくるので、赤みが薄いときは完熟するのを待ってから食べるようにしましょう。 トマトの熟成を早めるには、20〜25℃の室内に置いておくのが効果的です。■種は取り除かない
トマトの種の周りにあるゼリー状の部分には旨味成分のグルタミン酸がたっぷりと含まれています。種は取り除かずに丸ごと摂取しましょう。
■熟しすぎたらスープや煮込み料理に使う
リコピンは完熟状態で増加しますが、食べごろをすぎてしまうと食感や美味しさが損なわれてしまいます。 熟しすぎたらスープや煮込み料理に使用し、効果的に栄養を摂取しましょう。 また、リコピンは脂溶性なので、脂身の多いベーコンや豚肉と組み合わせるとリコピンの吸収率がアップします。■トマトジュースを活用する
トマトをたくさん食べるのは難しいという人は、トマトジュースの活用もおすすめです。 飲むだけでも十分ですが、スープやソースとして調味料がわりに使うと効率よく摂取できますよ。塩分が気になる人は、塩分無添加のトマトジュースがおすすめです。まとめ
緑黄色野菜のトマトには抗酸化作用の強いリコピンが多く含まれ、生活習慣病予防やアンチエイジングに役立ちます。また、このほかにもビタミンCや葉酸などのビタミン、ミネラルではカリウムが多く含まれ幅広い年齢層の健康づくりをサポートしてくれる野菜に違いありません。普段の生活のなかで、無理なくトマトやトマトジュースをとり入れて見てくださいね。 ■参照リンク KAGOME トマト大学https://www.kagome.co.jp/syokuiku/knowledge/tomato-univ/
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