免疫力で注目?にんにくの効果やカロリー、栄養

食材辞典

「免疫力」という言葉の定義に疑問を感じられずにはいられませんが、にんにくは昔から健康によい食材として知られてきました。 にんにくを食べたときの匂いは気になるものの、独特の香りやコクをプラスしてくれるにんにくは欠かせないものではないでしょうか。 ここではにんにくに含まれる成分の効能や、カロリー、栄養などについて見ていきたいと思います。


にんにくってどんな野菜?

にんにくはネギ科に属する野菜です。 強い香りを放ち、滋養強壮やスタミナアップに効果があるとされており、健康のために取り入れる人も多いようです。 普段料理に使用している部分は、根の部分に値します。「にんにくの芽」とされているのは茎の部分。炒め物などに使われることが多いです。 にんにくの産地は青森県が有名で、国産にんにくの70%を占めています。 スーパーの食品売り場を見るとわかるように、中国産やスペイン産など、外国産のにんにくは国産のものよりも安く買える場合が多いです。 しかし、地産地消やおいしさの視点から考えると、国産のにんにくをぜひ購入してほしいなと個人的には思います。

にんにくの栄養

にんにくの1回あたりの使用量は少ないので、カロリーオーバーに繋がるようなことは現実にはないと思います。 普通の食品であれば100gあたりの栄養価を掲載していますが、にんにくは多くても1回あたり10g程度かと思いますので、10gあたりの栄養価に換算してまとめています。
にんにくにはビタミンB1が多く含まれているとは言われているのですが、10g程度ではそれほど多いとも言えないくらいですね。 他にも、ビタミンB6やカリウムが多いとも言われるのですが、こちらも同様に10g程度の量ではそこまで多いように感じません。 必須栄養素の部分では、特に多く含まれる栄養素というのはあまりピンときませんでした。ただし、にんにくの効能とされるものには、主に有効成分が関わっています。次の項目で詳しく見ていきましょう。


にんにくに期待できる効果効能とは?

アリシン

殺菌作用やガン予防、血栓予防に効果が期待されています。体内でビタミンB1と結合されることでより吸収されやすくなります。 アリシンは、元の「アリイン」という成分が破壊されないとうまれません。にんにくを包丁でカットしたり、すり下ろしたりすることでアリいんがアリシンに変化します。

アホエン

にんにくを60〜80度のオイルでゆっくりと煮ることによって抽出される成分。脳の活性化や老化防止に効果が期待されています。 家庭でも簡単に作ることができますが、アホエンオイルというものが販売されていますので市販のものを利用してみるのもおすすめです。

にんにくの保存方法

にんにくを家庭で保存するときは、ネットに入れて涼しい場所で吊るしておくのがおすすめです。 にんにくは湿気に弱いので、湿度の高い部屋や場所は避けましょう。 すりつぶしたりみじん切りにしたりしておくと冷凍保存もできます。冷凍しておくといつでもすぐに取り出せるので便利ですよ。 にんにくを毎日大量にとったからと言って、必ずしも健康になったり病気が治ったりするわけではありません。 にんにくを食べすぎると、消化器に負担をかけて胃や腸を荒らしてしまうとも言われていますので、十分に注意をしてくださいね。

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