糖尿病食品交換表の使い方 表6の食品

栄養管理

糖尿病食品交換表の使い方の解説をしています。これまでにまとめた表1から5の記事は下記からジャンプできますのでぜひご利用ください。


表1 主食 http://foodhealth.main.jp/koukanhyou1/
表2 果物 http://foodhealth.main.jp/koukanhyou2/
表3 魚介類 http://foodhealth.main.jp/koukanhyou3/
  肉類 http://foodhealth.main.jp/koukanhyou3-2/
  卵・大豆製品 http://foodhealth.main.jp/koukanhyou3-3/
表4 乳製品 http://foodhealth.main.jp/koukanhyou4/
表5 油脂類 http://foodhealth.main.jp/koukanhyou5/
表6の食品は、主に野菜・きのこ・海藻類です。さまざまな病気の予防に有効だとして、健康な人でも野菜をしっかりと摂りましょうといわれることは多いですよね。糖尿病であっても大切さは変わりません。 糖尿病の治療食として、表6の重要なポイントは次のとおりです。 ■ 野菜はいろいろな種類を合わせて300gで1単位 ■ 野菜の1/3以上を緑黄色野菜で摂る ■  カボチャ、レンコンは糖質が多いので表1の食品として扱う 海藻・きのこ・蒟蒻はエネルギー量が低いので量を計算する必要はない


表6の食品1単位あたりの栄養素の平均含有量は次のとおりです。  
 炭水化物14g、たんぱく質4g、脂質1g 
 

緑黄色野菜

あさつきアスパラオクラカブの葉
カラシナクレソンケール小松菜
サヤインゲンさやえんどうサラダ菜しそ
春菊大根の葉高菜青梗菜
トマトにらにんじん野沢菜
パセリ葉ネギピーマン(赤・緑)ブロッコリー
ほうれん草三つ葉モロヘイヤわけぎ


淡色野菜

ホワイトアスパラうど枝豆かぶ
カリフラワーズッキーニ白菜ゼンマイ
セロリキャベツきゅうりゴボウ
生姜大根切り干し大根竹の子
玉ねぎ冬瓜なすゴーヤ
にんにく根深葱黄ピーマンふき
もやしラッキョウレタスレンコン
野菜は1単位300gですが、1日の摂取目安量は350gです。調理前にはかりで計量をして、どのくらいの量があるのかを確認しましょう。 緑黄色野菜は毎日120g以上が目安とされています。緑黄色野菜:淡色野菜で1:2の比率になるのがベストです。 ただし、野菜の漬物は塩分量が多いので少量に留めておくのがよいでしょう。


海藻・きのこ・こんにゃく類

海藻きのこ類こんにゃく類
青のりえのきだけしらたき
寒天エリンギこんにゃく
昆布椎茸
ひじき舞茸
わかめなめこ
海苔しめじ
カルテさん
カルテさん
この食品群はエネルギー量はわずかなので計算しません。野菜に加えてさらに摂るようにしましょう

海藻・きのこ類はミネラル類をたっぷりと含んでいるので健康増進に役立ちます。毎日食べるようにしましょう。


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